2017/01/17

前回の記事ではドキュメントのデジタルシフトの失敗(問題点)は『本来不必要な「頁」や「固定(フィクスド)レイアウト」の概念をそのままデジタルデバイスに持ち込み、「コンバート」しようとしたから。』とお話しました。合わせて従来型デジタルカタログにおける具体的な問題点もをおさらいしましょう。

従来型デジタルカタログの問題点

1. ナビゲーション
紙から二次利用のため、デジタルの強みである「検索」を活かしきれていない

2. ユーザー体験
使い勝手を考慮せずに、「本」というメタファをそのまま利用しているため、紙のカタログに劣る

3. リアルタイム性
紙のカタログをベースにしているため、改訂頻度に限界がある

4. 拡張性
データ連携を前提に考えていないため、ECや自社サイトなどとの連携が苦手

5. 視認性
画面サイズを考慮せずにページのレイアウトをそのまま押し込んだため、紙よりも見辛くなった

前回の記事はこちらから→「紙より使いにくいデジタルカタログ・マニュアル」


ではどうすれば上記の問題をクリアし、デジタルシフトを成功させることができるのでしょうか?

私たちポルタルトが考える解決の方向性は「リビルド」です。
「リビルド」は言葉の通り、「再構築」です。

ページの概念を壊してドキュメント情報(テキスト、画像、レイアウト)を一度分解、
その後、デジタルデバイスに最適な形に『リビルド(再構築)』します。

そうすることで、ページの呪縛から脱し、デジタルの利点を最大限に引き出すことができます。

従来型デジタルカタログは紙のメタファー(=リニアで一直線前提で作られている)のままだから活用できず埋もれてしまいデッドストックになりがち。デジタルシフトする際には、ドキュメント情報やコンテンツを分解してデジタルデバイスに最適化することが必要です。そうすることでそれぞれの用途に応じ、目的の情報に素早く辿り着けるので、デッドストックにならずナレッジとなり、コンテンツを眠らせず、活用することができます。

次回はデジタルカタログに関する記事の最終回です。リビルド概念についてより具体的にお話します!


次回の記事↓↓↓
紙より使いにくいデジタルカタログ・マニュアル 〜最終回〜


前回の記事↓↓↓
紙より使いにくいデジタルカタログ・マニュアル


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