2016/11/16

現在、PC、スマホ、タブレット等で紙のようなインターフェイスを実現するデジタルブックは、電子書籍にとどまらず、製品カタログやパンフレットなどさまざまなシーンで利用されています。

そして、ビジネスシーンでは営業ツールとしてデジタルシフトされたカタログやマニュアルはタブレットに入れて活用することで、資料等の持ち運びが楽になることや、動画などを使用したプレゼンで営業品質の向上に貢献するなど、多くの営業マン等に活用されています。

しかし、実際にデジタルブックを利用するユーザーからはデジタル化され便利になったはずが、以下のような不満の声を耳にすることが多々あります。


不便を感じる現場の声

・紙のほうが便利(デジタルブックよりも結局、紙のほうが見やすい)
・頻繁に改訂したい(デジタルブックの改訂は紙ベースのため頻繁な改訂ができない)
・探しにくい(ベースがPDFなのでどこに何があるかわからない)
・ページをめくるのに時間がかかる(不必要なアニメーション)
・小さくて見辛い(画面サイズが小さなデバイスでは、視認性がほとんど確保できない)



従来型デジタルカタログの問題点

1. ナビゲーション

紙から二次利用のため、デジタルの強みである「検索」を活かしきれていない

2. ユーザー体験

使い勝手を考慮せずに、「本」というメタファをそのまま利用しているため、紙のカタログに劣る

3. リアルタイム性

紙のカタログをベースにしているため、改訂頻度に限界がある

4. 拡張性

データ連携を前提に考えていないため、ECや自社サイトなどとの連携が苦手

5. 視認性

画面サイズを考慮せずにページのレイアウトをそのまま押し込んだため、紙よりも見辛くなった


なぜ、利便性を上げるためにデジタル化されたはずのカタログやマニュアルにはこのような問題が発生するのでしょうか?


それは、、


デジタルカタログが不便な理由は、本来不必要な「ページ」の概念を残してしまったから。

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ドキュメントのデジタルシフトの失敗は「頁」や「固定(フィクスド)レイアウト」の概念を、そのままデジタルデバイスに持ち込み、「コンバート」しようとしたからではないでしょうか?
最適化のプロセスをないがしろにしてデジタル化されたコンテンツは不幸と言えます。

では、カタログやマニュアルなどの紙媒体をデジタルシフトする際、どのようにすれば多くの問題をクリアして、利便性の高いものにすることができるのでしょうか?

その”答え”については次回の記事にアップしますので、お楽しみに!


次回の記事を読む↓↓↓
紙より使いにくいデジタルカタログ・マニュアル 〜Part 2〜


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