2016/09/23

これまで、ドキュメントをカスタマイズするリッチインターネットアプリケーション(RIA)としてFlashが数多く使われていました。例えばお菓子のパッケージのカスタマイズであったり、プリクラのような写真+メッセージ編集であったり、名入れサービスであったり・・・これらブラウザ上でドキュメントをカスタマイズするサービスは皆さんも多く目にされているのではないでしょうか?

しかし近年、Flashの退潮と共にこうしたカスタマイズサービスの継続に向けた決断が迫られています。

Flashは2000年代前半から拡がり始め、オーディオやアニメーション、インタラクティブな機能から動画にいたるまでWebの発展に大きく貢献してきました。
しかしHTML5の登場により、Webの標準技術のみでほとんどの表現が実現可能になり、かつてFlashが担っていた多くの役割をHTML5を始めとするWeb標準テクノロジーが担えるようになりました。

そしてFlashは深刻な脆弱性の問題やバッテリー消費を悪化させるなどの理由で、遂には大半の主要インターネットブラウザからFlashコンテンツの無効化やブロックが宣言されました。

各主要ブラウザの対応は以下の通り。

時代の流れはFlashからWeb標準テクノロジーに移行していることは明白です。
HTML5(Web標準テクノロジー)の優位性を以下に挙げてみました。

1. スマートデバイスの急速な普及

2. 進化し続けるテクノロジー

3. 「Web標準」という安心感

4. 高い可用性とメンテナンス性


HTML5で新たに追加されたAPI(抜粋)
名称 概要
Application Cache ローカルにファイルをキャッシュさせる
Canvas ブラウザ上に画像を使用せずにグラフィックを表現することができる
Drag and Drop dragoverイベントやdropイベントを使ってドラッグ&ドロップを実装
Form Validation Webページの入力に使うフォームでHTMLのみで高度なチェックを実現する
Geolocation 緯度、経度、高度などの位置情報を取得できる
Selecter DOMを取得し操作する
SVG 2次元のベクタ画像の表示・作成・操作を行える
Web GL ブラウザ内で高速な3次元描画を行う
Web Storage SessionStrage:ブラウザやタブを開いている間、情報が保持される
LocalStrage:ブラウザ自体に情報が保持される
Web Workers 今までシングルスレッドでしか実装できなかったJavaScriptをマルチスレッドで実装

自社サービスやクライアントへの開発物にFlashが用いられている場合は、今後のサービス継続に大きな影響を及ぼす可能性が高いと考えられますので、代替案の検討が急務ではないでしょうか。

弊社では、Flashやプラグインを必要としないRIA(主にドキュメント分野でのソリューション)をご提案させていただいており、多くの導入実績もございます。サービスやシステムのリプレイスを検討されている方やまずは相談だけでもとお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

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