誤解多い「自動組版システム」。真に求められるのは?
約1万レコードの福利厚生施設/サービス情報をワンタッチで自動組版。さらにクライアントへの校正紙出力や台割情報に基づいた最終割付作業など、カタログ制作業務の主要部分をシステムでカバーしつつ、手動アプローチも可能なハイブリッドソリューション。

導入企業:デザイン・制作会社様
クライアント:福利厚生業務運営代行企業様
レイアウトアプリケーション:Adobe InDesign
利用ソリューション:Ge-DALe


変動要素が多い媒体特性

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企業内で働く社員だけでなく、その家族に向けても幅広いメニューを取り揃える必要がある福利厚生サービス。取り扱う施設・サービス数は数百万件を超え、提供者側(施設や店舗、各種サービス提供側)からの媒体掲載に対する要望は多種多様です。
そのため、カタログが印刷されるまでの過程で想定していなかった様々な要望や変更が都度発生します。

入稿から下版までの工程がシステムで固められ、イレギュラー発生時に身動きが取れなくなるいわゆる「通り一遍の自動組版システム」では、到底クライアントの要求に応えることはできません。


コンセプトは、「イレギュラー対応が柔軟におこなえる」「ユルい」システム

このようなクライアントの要求に応えるためには、制作現場が抱えている課題のヒアリングは勿論のこと、何かと机上論で進んでしまう「自動組版システム」を導入するとどのような問題が起こりうるのかを、業務フローに沿って一つ一つシミュレーションし、ネックとなる部分をピンポイントで潰していく=最適なソリューションを投入する必要があります。
「システムありき」ではなく「人間ありき」のソリューションを追い求めた結果、効率的で人に優しいシステムの構築が実現しました。

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デジタルとアナログの「いいとこ取り」

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紙面レイアウトには、業界のスタンダードツールであるインデザインを採用。クライアントからの原稿入稿〜初稿出しまでの最も作業工数を要するパートにはGe-DALeフレームワークを投入し、インデザイン組版を自動化しました。
最終工程の小組割付パートまでのワークフローでは、自動化の選択はせず日々変化する仕様変更に柔軟に対応できるように人的アプローチの余地を多く取り入れ、システムはその進行管理を担いました。
そしてフィニッシュには再びGe-DALeフレームワークを用いての自動割付を実施。「プログラムが担うパート」と「人が担うべきパート」をバランス良くミックスしたシステムが完成し、クライアントにも現場にも喜んでいただけるものになりました。




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